本学院について

マネジメントとは、「自分以外の誰かを使って『うまいことやる』こと」なんだ!

2019.02.12

土橋もも子

(株式会NTTデータ)

 

▶マネジメントとは、「自分以外の誰かを使って『うまいことやる』こと」なんだ!

 

この事に気付け、仕事の取り組み方を具体的に変える事が出来た事が、半年間における最も大きな収穫と感じています。

それまで、私の関心事は「『私が』どう成長するか/活躍するか」であり、良い成果を出して自分が輝いている、と感じる事に満足感を感じていました。

一方で、機会や環境は上司から与えられるべきものと思っており、「前向きな受け身」の姿勢だったと思います。

また、「高負荷な仕事は経験のある自分が責任を持ってやるべき」と思い、良かれと思って自分とチームメンバーとの間に仕事の線引きをしていた事も「緩やかな孤立状態」を生んでいたのではないかと思います。

 

 

講義の中で、繰り返し「マネジメントとは」を学ぶ中、冒頭のフレーズに触れてから、「本当に私自身が成長するためには、自分が今いる居心地の良い空間を出て、新しいフィールドで自分の能力を最大限活かす事をしなければならない。そのためには、私自身、今の環境から卒業する準備をしなければならないし、文字通り「自分以外の誰か」に活躍してもらい、組織がうまく回る形を作っていかなければならない」と考えるようになりました。

実際にマネージャーになる前に、この事に気付けたのは、非常にラッキーな事だと感じています。

 

私自身、上司から多くの成長の機会を与えてもらう中で力を付けてきましたが、そのような素晴らしい経験を、今度は私がメンバーに提供する側になり、メンバーが活躍する環境を作り出せるように意欲的に取り組んでいます。