本学院について

何かを諦めて生きる必要はない「 自分自身の可能性 」

2020.04.03

 

川野 幸恵 さん

(株式会社NTTデータ)

 

 

▶ 何かを諦めて生きる必要はない「 自分自身の可能性 」

 

女性は自己評価が低い人が多いと言われますが、私も例にもれず、そうでした。 社会に出て挫折を味わう中で自分の存在の小ささを痛感し、やがて「私に出来る事なんてない」そう諦めてしまっていました。そんな私に、学院での経験は、 ―世の中は、未来に向けた誰かの思考と行動で創られていること ―そんな誰か、は完璧ではなく、私と何ら変わりない人間であること つまり、私にだって、考え、行動することで、世の中を変えていける、と教えてくれました。
実践した一つ一つは小さなことです。学びをビジネスにどう活かすか考え、行動し、仲間と共に振り返る、それを半年間ひたすら真剣に繰り返しただけです。ただ、仲間との多角的なコミュニケーションは、自分が如何に小さな枠の中で思考していたか、何度も気付かせてくれました。 特に私は、完璧な理想を目指すが故に自分を否定しがちでした。これを自覚することで、根拠のない自己否定の呪縛から、自分を解放することができました。
自分自身が社会との関りを持つ貴重な存在であることに気づき、自分の可能性を信じられるようになりました。

大げさかもしれませんが、今では、世界を取り戻したような達成感・爽快感すらあるのです。

 

 

▶ 一歩踏み出す覚悟が、リーダーシップ

 

自分自身の可能性を諦めて生きる必要はない、と得心したわけですが、「諦めない」ということは、「前に向かって進む」 ということでもあります。

私は、その覚悟こそが、リーダーシップだと思います。無力な自分を嘆くだけの、昔の私はもういません。

より良い世の中を創り上げいくためにも、道を切り拓き、一歩を踏み出せる、しなやかで力強い女性を目指し、これからも進んで行きたいと思います。